
アイスで、おうち旅。
澄んだ青空に、もくもく白い雲。
今年も気がついたら、夏になってる!
まあ、まずはアイスでも食べようか。
そんなときに冷凍庫を開けたら
かわいくておいしい
“ちょい特別”なアイスがあると
なんかうれしくない?
今回選んでもらったのは、
旅気分がおうちで味わえる
「土地土地で愛される」かわいいアイスたち。

案内人
甲斐みのり文筆家。お菓子、パン、手みやげなど、全国の「かわいいもの」を題材に執筆活動をする。「目で見てときめけるものが好き。色、形、パッケージ、ネーミング。かわいらしい要素を見い出せるものをつい買ってしまいますが、かわいいものってずっと大事にできるんです」。アイス好きが高じて、著書『アイスの旅』を出版。
アイスって、
機嫌がよくなる魔法。
冷凍庫にあると頑張れる

小さくても、日々のお買い物は、人生の糧。
“小さな幸せ”がめぐる、つながる。
それこそが、“GOOD SHOPPING”。
季節や気分に合わせた特集テーマごとに、モノ選びを楽しむキュレーターを招き、モノやつくり手への愛情をもって、彼らが厳選するプロダクトにまつわる“GOOD SHOPPING”体験を語っていただく「GOOD SHOPPING特集」。
今回の案内人は、文筆家の甲斐みのり氏。
「仕事を始めた頃『落ち込んだ日はアイスを食べていい日』と、決めたんです。そうしたら、アイスが自分の救いみたいになりました。アイスを食べると落ち込んだのも治るし、機嫌もよくなって。何度も救われましたね」
「アイスタイムは、自分へのご褒美。それってみんなの、共通認識ともいえるのかもしれない。
「賞味期限がないこともあり、冷凍庫に多めに入れておけば食べたいときにいつでも食べられる。安心する存在です。冷凍庫に好きなアイスが入ってる〜と思うと、楽しい気分になれる。仕事を終えたら夜食べるぞ〜と、目標に頑張れる。お守りみたいな存在です」
今回ご紹介いただいたのは、彼女がよく取り寄せたり現地に足を運んで食べたりするという、地方の推しアイス。
「アイスって意外と地域性があるんです。今回は、青森・三重・長崎という3つの地域のアイス。地元の人たちからおすそ分けをもらっているようで、旅した気分にもなれるんです」
おうちで、アイスを食べながら。妄想の旅に出てみよう。
Photo:中里虎鉄
Text:松崎愛香

レトロ新しい。藤田アイス店の「モナカアイスセット」

ふんわり〜ひんやり〜。「長崎カステラアイス」

プリンにのったソフトにきゅん。「冷凍プリンソフト」