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#家でゆっくり、料理でも。

うきうき作れる、キッチンツール

外は寒いし、暖かい家で過ごそう。
リビングでごろんもそりゃ最高だけど
今日はひとつ、キッチンで過ごしてみよう。
自分が食べたい、あの料理でも作ろうかな。
そんなときに手に取る道具が
自分のお気に入りだと、
さらにふっと、心がゆるむはず。
キッチンに響く料理の音が、
心地のいい音楽みたいに、感じてくる。
今回ピックアップするのは、
五感がニンマリする、「キッチンツール」。

案内人

有田 千幸(ありた ちゆき)
「モノはずっと使い続けたいから、買い物は慎重派。毎日に寄り添ってくれるか、壊れたら修理してでも使いたいか、使わなくなっても誰かが価値を見出してくれるか。そんなことを考えて購入します」
国際薬膳師/ライター。外資系航空会社のCA時代に通った台湾での朝ごはんに惹かれ、現在は薬膳の知識を生かした台湾朝ごはんとヴィーガンスイーツのポップアップカフェを週一で開催する。

キッチンに立つのがすき。
お気に入りに囲まれてるから、
っていうのもあるかな

小さくても、日々のお買い物は、人生の糧。
“小さな幸せ”がめぐる、つながる。
それこそが、“GOOD SHOPPING”。

季節や気分に合わせた特集テーマごとに、モノ選びを楽しむキュレーターを招き、モノやつくり手への愛情をもって、彼らが厳選するプロダクトにまつわる“GOOD SHOPPING”体験を語っていただく「GOOD SHOPPING特集」。

今回の案内人は、台湾朝ごはんを都内カフェで週一で出店する国際薬膳師の有田千幸氏(以下、千幸さん)。

前職では国際線でCAをしており、華やかな裏側で体力勝負の仕事をこなす日々。そんな折、生活の拠点であった台湾で心がほっとしたひととき、それが朝ごはんだった。

「台湾の人って、とても朝ご飯を大事にしていて。『朝ごはん食べた?』が、『おはよう』の挨拶なんです。『まだ食べてない』と言おうものなら、どこからともなく何かを取り出して、手渡してくれて。それがすごく心地いい。いつの間にか朝ごはんは、私の中で一番テンションが上がるものになっていました」

転職後、中医薬膳学を勉強。現在では「私がそうだったように食べる人にとっての元気となれたら」と台湾朝ごはんやヴィーガンスイーツを提供するポップアップカフェを週一で行う。

そんな千幸さんのキッチンは、彼女が気持ちよく料理をできるアイテムで埋めつくされている。そんな中から、料理シーンをゆっくり楽しめるアイテムを3つご紹介いただいた。

「シンプルなのに、いろいろできる万能アイテムばかり。料理中のなにげない作業もしやすくて、毎日の台所仕事にしっくりなじむんです」

キッチン時間が、すてきになる。それって、毎日を楽しくするのに、結構大きな要素になる。

キッチンで細かい作業を。「HATSKI」の五本指グローブ

食材を、美しく美味しく切る。「ワンズナイフ」

なんでも作れる「ウー・ウェン ワンズパン 蒸炒鍋」